こんにちは。パン屋歴7年のこむぎです。
今まで時々、
「パンが好きだからパン屋さんになったの?」と聞かれました。
これ、半分正解で半分ハズレでして、私の答えは
「パンを作るのが好きだった」です。
食べるのが嫌いなわけではなく、単純にお米が好きでした。
ではなぜかというと、子供の頃から工作や編み物、ビーズなど何かを作るのが好きで、母が時々お菓子を作ってくれたのに影響されて自分でもレシピを見てケーキやパンを作っていたのです。
そして入学した製菓学校で製パンの授業もあり、洋菓子よりも製パンの方が性に合っていたことに気づきます。
就職を考えるにあたっても、より日常的に食べることが多いパンの道に進もうと考えたのがきっかけです。
そうして無事パン屋に就職したわけですが、就職したてのため自炊の余裕もなく、よくパンをもらえていたのでお財布的にも助かるなあと毎食のようにパンばかり食べていた時期がありました。
しかしある日、気づきます。
「私、ごはんの方が好きだな」
思い返してみれば、実家では白米がほとんどでパンを食べることが少なかったのです。
脂っこいメニューが苦手な母だったので、自然と油分を控えめにできる和食系の食事が多かったのでしょう。
それからはお米やうどんを食事に取り入れています。
パン屋から離れた今も、楽だし子供も好きだしパンは食べますが、タイミングが悪く米を食べないことが続くと「米食いてー!!」となってしまうのでそんな時は家族が何と言おうと米を食べます。
私が作るのです、文句は言わせません。笑
みんな、お米食べよう!
おしまい
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